精神衛生とはどのようなものですか?
精神衛生というのは、かつて、精神障害の予防と治療を主たる目的として、発生予防、早期発見、早期治療、再発防止、リハビリテーションなどを広く社会的に推進する、という意味で用いられていた概念です。
そして、この精神衛生という用語は、1950年の精神衛生法の制定以来使用されていました。
しかしながら、精神衛生法が1987年に精神保健法へと改正されたことに伴い、現在ではより広義の国民全体の精神的健康の向上を図る、といった意味合いの「精神保健」という用語が使用されるようになりました。 |