カンジダというのは、カンジダ・アルビカンスという真菌により起こる感染症のことをいいます。 このカンジダは、口腔・肺・尿路・髄膜などに局所的にあるいは全身的に発症します。 また、起因菌は健常者にも常に存在していますが、抵抗力の低減などを条件として病原性を発揮します。 なお、近年は、ステロイド・抗生物質の長期投与による免疫機能の低下によって誘発されるケースが増えています。
浣腸というのは、肛門から直腸に薬液を注入し、腸壁に刺激を与えて蠕動を誘発して排便を促すもののことをいいます。 この浣腸は、便秘による排便の停滞の解消のために行われます。
浣腸では排便が一気に行われ、血圧の変動が起こりやすいことから、高血圧や心臓疾患の患者への使用は注意を要します。